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2010年6月11日金曜日

FUTURE LIVE EVENTS : Laurence Equilbey conducts Fauré's Requiem

主にパリとベルリンからのライヴ中継が今の季節は目白押しのようです。今に始まったことではないけれども、パリでのライヴには後々話題に出る物事も起こったりするので偶然でも観たり、聴いたり接することが出来ているとうれしいものです。
さて先日リッカルド・ムーティの生中継があったばかりですが、エキルベイのフォーレク登場です。
初めてエキルベイに魅了されてから・・・と改めて指折ってみると、7年ぐらいにはなるのでしょうか?!びっくり。バッハからバーバー等々、古い音楽から近、現代の音楽までをコーラスだけで聴かせてくれます。
ジャケットデザインの斬新なだけでなく、naiveレーベルの内容は1つの枠組みにはめ込もうとしていないところがフランスらしい自由を感じる。

歌がある曲はもとより、ショパンやドビュッシーといったピアノ曲に自由な歌詞をつけてア・カペラで演奏しているのだから素敵。タワーレコード店頭で(この場合CDのデザインと言うよりも)パッケージのデザインが気に入って、ざっと曲目を目でなぞった時には変化球の色物かと躊躇したけど聞いて大正解。ファースト・コンタクトの直感は確かだなと感じた1枚です。
エリク・エリクソン、アーノンクールについて音楽以上に磨きをかけたものがあるのではないかしら。
CDの音はnaiveの特長だけれども、グラモフォン、フィリップスなどのかちっとした音作りとは異なるものです。ソニークラシカルのくすんだ空気感とも違うので、どういう音作りを施されているのかが今1枚のヴェールを感じます。今回のライヴ中継でその謎が1つでも学べるのが楽しみです。

Laurence Equilbey conducts Fauré's Requiem at Saint-Denis
Thursday, June 10 at 6:30pm (GMT)

Conducted by Laurence Equilbey, l'Ensemble Orchestral de Paris and the Accentus choir perform Fauré's Requiem and Puccini's Sacred Works.

Selig Sind, Die Da Leid Tragen by Brahms - Accentus, Laurence Equilbey  
Download now or listen on posterous
Brahms-ein_deutsches_requiem-2_pianos-accentus-01_Selig_sind_die_da_Leid_tragen.mp3 (21221 KB)

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