死後6年経過してから出版された「3つのワルツ」。「別れのワルツ」を含んだ作品69と一緒に5曲の「ワルツ集」として出版しなかったのは何故だろう。
ワルツ第11番は、仔犬のワルツと並んで1分少々で唐突に終わってしまう短い曲です。ウィーンのプラーター公園で聴こえてきそうな、親しみやすさがあります。恐らくサロンで即興的に演奏した曲を忘れないうちにと書き留めたものではないかと思われています。
作品70の3曲は、
- ワルツ第11番 変ト長調 1832年作曲
- ワルツ第12番 ヘ短調 1841年作曲
- ワルツ第13番 変ニ長調 1829年作曲
寄せ集めのような感じはやむを得ずですが、3つのワルツで1曲という校正になっているように聴く事が出来ます。そう考えると、メランコリックな曲調の2曲を作品69として別に曲集としたいとも分かるようです。
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