今観ていたテレビで、熊本で馬刺しを食べるって連呼してた。
でもマグロの刺身の方が小さい頃は珍しかったな。夕食の父親の前には必ず一皿多く刺身が出されていました。
そうしたときに多かったのが馬刺し。
辛子明太子なども珍しいとは思ってなかった。二日ほど経った明太子は網焼きして焼き明太子になってお弁当に毎日入っていました。
母としては、魚だからって気持ちがあったようです。
同じようなのが、
辛子蓮根と阿蘇高菜漬け。
高菜漬けは時期的には毎日食卓に上っています。ビタミンCだからって、飽きたと言っても出ていました。干からびかけると週末には油で炒めてってコース。お砂糖を少し加えるだけでとても甘くなるので好きでした。普通に炊きたてのご飯のおかずだったけれども、やがて高菜チャーハンというのがお店で観るようになった。当初は、お総菜売り場で目にとまるようになったのが最初だったと思う。大衆食堂で出るようになって、中華料理店でも見かけるようになったと・・・わたしの中では認識しています。
辛子蓮根も月に二回は食卓に上る定番。どちらも熊本では総菜といえます。辛子蓮根はお客さんがある時や、父たちがお酒を飲んで話をする時の肴。それを少し、こっそりと母が食べさせてくれていました。こちらも、レンコンや辛子は血や骨に良いって食べつけるようにさせられていったのでした。元来、この辛子蓮根は体の弱かった肥後藩主のために考案されたのだと同じ頃に何度か聞かされてました。
だから、日頃気にかけてないんだけど
こういう場で書くと思いの外反響があるのです。
という事で、
夕ご飯は残り物チャーハンとオムレツ。オムレツの具は牛肉コロッケの衣を外してスプーンで練り直して。
チャーハンの具も冷蔵庫の残り物。色が黒いのはひじきが入っていたから。イカげそ揚げ1個辛子蓮根が数切れをさいの目に切って、阿蘇高菜漬け、野菜のかきあげの残りのニンジン、玉葱、グリーンピース。
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