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2010年8月27日金曜日

「160歳」女性など幕末生まれ戸籍多数

110歳以上の高齢者が戸籍上「生存」したままの状態になっているケースが、県内の市町村でも多数あることが26日、熊本日日新聞社の取材で分かった。益城町には黒船来航(1853年)の3年前に生まれた160歳女性の戸籍が残っているなど、幕末生まれの戸籍も複数の自治体にあった。

 益城町では、この女性を含む110歳以上の199人が「生存」扱いとなっている。町住民生活課は「いずれも死亡届が出されていないため、消除の手続きをしていない」と説明。「失踪[しっそう]宣告の申し出がない場合や、戦争時に外地で死亡したり、ブラジルなど海外移住したりしたケースが考えられる。今後は法務局と相談し、消除の手続きをする」としている。

 芦北町では1853(嘉永6)年に生まれた157歳女性の戸籍が「生存」の状態で残存。菊池、荒尾、山都、宇城の各市町でも幕末生まれの人の戸籍が残っていた。

 110歳以上の戸籍は26日現在、県内の25市町村で確認された。このうち宇土市では282人分、天草市では219人分が残存。「いずれも市内には住民登録がないとみられ、生存は確認できない」と天草市。

 関係市町村の担当課によると、戸籍を消す「消除」の手続きには、死亡届や失踪届の提出が必要という。県高齢者支援課によると、県内の最高齢者は26日現在、熊本市植木町の109歳女性。

 一方、熊本市は26日会見し、同市に戸籍があり「生存」したままの状態になっている120歳以上の高齢者が315人に上ると発表した。

 住民票で確認された全国の最高齢者が119歳のため、戸籍上の120歳以上を調査。最高齢は1858(安政5)年8月に生まれた152歳女性(本籍地同市新町)だった。

 除籍されなかった理由について市市民課は「全員が住民票はなく、身寄りがなくて死亡したり、戦争などで家族全員が死亡したりしているため、死亡届などが提出されていなかった」とみている。

 市は2004年に戸籍を電算化した際に戸籍を一部除籍したが、それにも漏れていた。

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